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今日から秋の彼岸

さて今日から秋のお彼岸です。
仏道の修行期間の一週間の始まりです。
ご先祖供養と一日一善を頑張って行きたいです。

さて、良い行いの中て「布施行(フセギョウ)」があります。
布施行には3つの種類があり
① 財施 (ザイセ) 金品を他へ与えること
② 法施 (ホウセ) 説法したり、御経をお供えすること
③無畏施(ムイセ) 人の心から恐れを無くすこと
以上の3つになります。全て良い行いですが中でも、人の心から恐れを無くす行い「無畏施」は一番素晴らしいとされています。

心の恐れはなぜ起こる?

恐らく「不安」から起こると考えます。
例えば、「〜できなかったらどうしよう?」「この決断は正しかったのか?」「本当に上手くいくかなぁ?」など挙げればキリがないほど
生きる上で「不安」なことはたくさんあります。

どうしたら「不安」を無くすことができる?

究極は「覚悟を決めること」だと思います。
どんな環境・能力・性格であっても、それを踏まえて生きていく・道を進む覚悟ができた時には、心に「不安」が入り込む隙はないと思います。
しかし、覚悟なんかは簡単にできるものではない!!

そこでお互いに「不安・恐れ」を取り除く「無畏施」の行が生きてくると思います。

どのように人の不安・恐れを取り除くかの方法は人それぞれ沢山あると思います。
私ができることは「笑顔で挨拶をする」です。

笑顔で挨拶をすると、笑顔で挨拶を返してくれる。笑顔で挨拶を返してもらうと私の心は「喜び」で一杯になります。そこには、不安や恐怖は入る隙はないです。
恐らく、相手もそう思ってくれていると思います。
このようにお互いに支え合う中で、生きる覚悟が決まってくると思っています。

彼岸の入りに皆様もぜひ一度「施無畏」について考えてみるのはいかがでしょうか??

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