願掛け稲荷秋祭り〜月見夜〜の由来
お盆を明けて間もないですが当山では9月14日に
「願掛け稲荷秋祭り〜月見夜〜」
を開催致します コロナ後縮小して開催してきましたが今年から
通常開催を致します
当山では古くから稲荷信仰があり、記述をみますと慶應元年(1865年)
第26世日明代に稲荷堂再建立とされていることからさらに古くから
稲荷の信仰があったとみえます
現存している稲荷堂には明治3年第30世日貫代に最上稲荷を勧請
したものが今に伝わっています
最上様は、商売繁盛・厄除け・招福の福徳があるとされ多くの方から信仰を集めています
さらに、当山には最上稲荷に仕える神々をお祀りしております
新熊天王 勝運必勝 武道向上の神
日車天王 学業成就 の神
三光天王 乳病平癒 の神
夜守天王 盗難消除 の神
縁引天王 良縁成就 諸芸上達 の神
離別天王 悪縁消除 の神 など
最上稲荷様のお祭りは明治・大正までは夏祭りとして多くの参拝者がありましたが
戦時中より中止しそのままになっていました
私は最上様とのご縁を再び多くの方と結びたいと考え
秋祭りへと形を変えお月見会と合わせて開催をしています
当山の最上様を願掛け稲荷という由来は
白狐の焼き物に自分お願い事を書いて当山の祠に願掛けする風習からです
次回 詳細をアップします