令和2年秋の彼岸を終えて
皆様ご存じの通り お彼岸はご先祖様のご供養と共に、自ら修行に励む修行強化期間とされています。
私も今年の秋の彼岸は一週間精進料理に挑戦してみました。
基本的には、ごはんとみそ汁と野菜のおかずの献立でした。たまにうどんなども食べました。そんなある日の晩ご飯に魚介類が入っていたので、代わりに子供と妻に食べてもらいました。妻は食事を済ませた後でしたが快く食べてくれました。
そんなこんなで一週間の挑戦を無事終える事ができました。妻が食事を作り、食べられない食材は家族が食べてくれた事で、無事成功出来ました。
「人が行動をする時は必ず誰かの支えがあるからこそ実現できる。」と言いますがまさに、その事を今回の小さな挑戦で深く理解する事が出来ました。
私はお寺の住職として檀家さんに、そして家庭では家族に支えられ生かされています。これからは今までより、さらに謙虚に知恩報恩を胸に仏道を歩んで行けたらと思えた令和二年秋季彼岸でした。皆様これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。